ダイエット

きゅうりはダイエットにも効果的!?【食べ過ぎによる注意点も合わせて解説】

多くの方が「きゅうりは栄養がない」と思っているかもしれませんが、実はダイエットに非常に有効な食材なんです。

 

きゅうりの秘められたダイエットパワー

まず、きゅうりに含まれる「ホストリパーゼ」という成分が注目されています。

これは脂肪燃焼を促進させる働きを持っており、ダイエットには欠かせない成分です。体内の老廃物や毒素を排出するデトックス効果もあり、これらが組み合わさって体脂肪の燃焼を助けてくれるのです。

 

低カロリーで栄養満点

きゅうりは100gあたりわずか14kcalという低カロリー。しかし、その中には食物繊維やビタミンA、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。これらは美容と健康にも非常に良い影響を与えます。

 

効果的なきゅうりの食べ方

ダイエット効果を最大限に引き出すためには、きゅうりを生で食べることが重要です。ホストリパーゼは熱に弱いため、加熱するとその効果が失われてしまいます。おろしたり、みじん切りにしたりすることで、細胞壁を破壊し、より多くの栄養素を体に取り入れることができます。

 

きゅうりの食べ過ぎに要注意!健康への影響とは

ダイエットに有効なきゅうりですが、食べ過ぎには注意が必要です。きゅうりの摂り過ぎは意外な副作用をもたらすことがあるので、その点についても詳しく見ていきましょう。

 

栄養不足に注意

きゅうりは水分が95%以上を占め、三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質がほとんど含まれていません。そのため、きゅうりばかりを食べていると、これらの栄養素の不足に陥る可能性があります。

 

身体の冷えと腹痛・下痢のリスク

きゅうりは体を冷やす効果があるため、身体が冷えることで血行が悪くなり、免疫力の低下や代謝の低下を招くことがあります。また、胃腸が冷えると腹痛や下痢を引き起こす可能性もあります。

 

ククルビタシンによる影響

きゅうりに含まれる苦味成分「ククルビタシン」は過剰摂取すると中毒症状を引き起こすことがあります。このため、体調が悪い時や免疫力が低下している時の過剰な摂取は避けましょう。

 

高カリウム症のリスク

腎臓に疾患がある方は、きゅうりを食べ過ぎることで「高カリウム症」になるリスクがあります。この症状は吐き気やしびれ、不整脈などを引き起こす可能性があるので、特に注意が必要です。

 

摂取目安

1日あたりのカリウム摂取目安は18歳以上の男性で2,500mg、女性で2,000mgとされています。生のきゅうり100gあたりに含まれるカリウムは約200mgです。これは生のきゅうり約10本分に相当します。

ただし、ぬか漬けなどの漬物になると水分が減っているぶん、100gあたりに含まれるカリウムは約600mgほどとかなり多くなります。1日1〜2本ほどに抑えておきましょう。

 

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